商品を展開する面積を、
商品量に合わせた時、
全体の効率は低下する!
小売業の利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹がおくる、
店舗の利益改善 虎の巻、
【53巻】です。
さて前回から、
売場面積というテーマに入っています。
マーケットのチャンスに合わせて、
どの商品を、
どの位置で、
どのくらい展開するかを
計画していたとしても、
実際には商品投入量に影響を受け
ギャップが発生しているケースが
発生しやすい事をお伝えしました。
事業として成長し、
店舗が増えてくれば来るほど
そのギャップが大きくなりやすく、
それが原因でお客さまの支持を落とし、
徐々に生産性が低下していくのです。
そのギャップを埋める為には
どうすればいいのか?
お店側の立場に立って考えると、
大変なのは在庫管理です。
店に入荷した商品を管理しやすく
することが自分たちの仕事の
やりやすさに直結するからです。
一方で、在庫管理を
しやすくする為の
管理方法がお客様にも
適しているとは限りません。
むしろ逆でしょう。
お客様に適した売場作りを
優先しなければ、
当たり前の話ですが、
お客様の支持は得られません。
お店はそもそも、
自分達が都合良く働ける事を
目的としてものではなく、
お客様の為に運営すべきものです。
勿論、働く人の生業ではありますが、
民間の会社である限り。
お客様にご利用頂いて
初めて生きていけるのです。

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ではその為には何をすべきなのか?
お店は、マーケットに合わせて、
商品毎の売場展開を計画し、
在庫量に関わらず、
適正な面積と展開を保つべきです。
気温、天候、流行などなど、
マーケットそのものが変化した場合は
早急に修正をかけて
いかなければなりませんが、
企業の商品調達上の都合で
ブレてはいけません。
もしも、入荷量が計画を上回り
大量に入ってきてしまった時は
可能な限り展開面積を広げるのではなく
商品を回転させる事でクリアします。
何故そんな事をするのか?
最も問題なのは、
過剰投入された
商品の展開面積が
ムダに広がってしまうしわ寄せが、
お客様が探している新しい商品や
今必要とする商品の展開を阻害し、
欲しいものが探しにくい売場に
なってしまうからです。
以前、50巻で海外旅行用のスーツケースの
品揃えを例にお話をした事があります。

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比較検討できる事が大切だという事を
お伝えしましたが、
せっかくの商品ラインアップも、
来店して頂いたお客さまが見つけられずに
終わってしまえば、そもそもないのと同じです。
商品群毎に適正面積を維持する事は
お店全体の魅力をお客様に
表現する為に非常に重要なのです。
次回は面積の設定の話に入ります。
何を根拠に、どうやって設定するか?
その具体策がないと
なかなか店全体での
取り組みは難しいと思います。
いくつか例を含めてお話を
していこうと思います。   (^^ゞ

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