みなさん こんにちは。

中小 小売業利益改善コンサルタント、
中小企業診断士の専田政樹です。

前回から皆さんが
親しみやすい売上の話に入った
店舗の利益改善 虎の巻、
【31巻】です。

前回から、3つの構成比を操る為に、
その1種類目である売上についての
お話を開始しました。
お店を営んでいる皆様ならば、
毎日慣れしたしんでいる存在であり、
ある時は笑い、
またある時は泣き、
といった非常に身近な
存在なのではないでしょうか?

一方で、身近な存在であるからこそ、
真摯に、具体的に掘り下げてみる事が
できない存在になりやすいのも事実です。
という事で売上について、
まずはしっかり掘り下げていこう!
というテーマで進めていきます。

という事で本日のテーマは時間軸です。

一言で売上といっても
色々な角度で考える必要がある中で、
時間軸を考えると使い方の違いがわかります。

まずのそのひとつ目は「現在」です。
世の中にPOSシステムがでまわり、
随分と経過しますが、
意外とこのPOSデータの本質と、
使い方がマッチしていない
ケースが多いのです。
別にPOSが入っていなくても同じ事ですが…

何がどう違っているかというと、
そもそもPOSって何の略?から始まります。
【Point of Sales system】を示しており
日本語では、【販売時点情報管理】と
呼ばれる事がおおいようです。
これが何を指しているか?ですが、
細かくは単品まで、
大きく言うと店全体の、
売上等の様々な情報をリアルタイムで
見ていこう…という事です。
商品の種類によって時間軸は異なりますし、
いれているシステム毎にも違います。
1時間単位でみる事ができるものもあれば、
1日単位のものもあります。
また生鮮食品など、1時間単位で
みた方がいいものもありますよね。
特に惣菜や米飯のような
店内加工品がそれにあたります。

POSという切り口で入ったので
ちょっと縁遠い感がある人もいるかも
しれませんが、別にそんな事はありません。

要は昨日の売上いくらだったの?
また、何がどのくらい売れたの?
という話をしているにすぎません。

何がいいたいかというと、
さっきとか、昨日とかいう時間は
現在完了形とでもいいましょうか…
「現在に近いのだけど、既に過ぎた過去」と
とらえなければならないという事です。

現在というのは瞬間である為、
我々が見ているのは
現在に近いちょっと昔の実績という事です。

という事はどういう事か…
今日売れた商品が明日売れるとは限らない、
今日売れなかった商品が明日売れないとは限らない、
という話です。

世の中の流れや、
地域の生活、
気温や天候、
社会行事など
様々なものに左右される中で、
明日どうなるかな…と考え、
こうしようという計画をたて、
その結果が今日の売上という事です。
計画に対してどうだったのか、
計画より売れたのなら、
それが何故かを考え、
明日も続くのか仮説を立てる。
計画より売れなかったのなら
何故なのかを考え、
改善策を考える事や、
他の商品を売る事を考えるなどの
アクションを起こすのです。

なので、
今日売れたという結果は
明日も売れるわけではないのです。

いっぽう店単位ではなく、
商品単位で考えると、
今日売れなかったものは、
理由次第では明日も売れない
可能性もあります。
何故なら売場の中に埋没してしまい、
お客様が見つける事ができていなかったり、
商品の魅力をしっかり伝えられていなかったり
するケースがあるからです。

こういった場合に放置していたら、
翌日になっても売れるようにはならないでしょう。

つまり、「明日も売れる」という事は
未来の事であり、現在の情報は必ずしも
あてにならないのですが、
「売れなかったもの」については、
状況を確認すると改善できる余地があるという事です。

という事で、
まずは売上と時間を対比したお話をしていきます。
明日はまた角度を変えてお話していきます。

頑張って売れるお店の仕組みを作っていきましょう! (^^ゞ