1. 養成課程37回目は
    製造業現場研修。

    ▪丸草一福本店
    草加煎餅製造から販売まで一貫して行っている、SPA型の企業。地場産の一等米に厳選し、製造は機械化しつつも手焼きの良さを生かし、ゆっくりと丁寧に焼き上げ、草加煎餅の「本当の美味しさ」の継続提供を目指しています。

    … •製造工程上のポイント
    1⃣SPA型
    通常の煎餅製造企業の場合、焼く前の生地の製造は外注するケースが多いとの事でしたが、こちらは素材へのこだわりと品質を維持する為(本当に一等米しか使用しない)、玄米で仕入れ焼く直前で精米し、自社で生地を作成。

    2⃣品質管理
    「ホイロ」という機械で、生地内の水分を一定にし、その後四〜五時間かけて温めてから焼き作業へ。ここが上手く出来ないと、焼く際に表面と生地中心部に温度差が発生し、表面が適度に焼けた時にまだ芯が残り、焼きムラが出来る。この工程により、表面だけ焦げる事なく、均一な焼き上げを具現化。

    また、直売店では単品管理の意識が全く無い事がやや気になりましたが、その理由は売れ行きを見て、いつでも発注、即焼き上げ納品という体制になっており、ある意味究極のQR(quick response)を構築しているからでした。一方で三店舗ある他支店は一日一回発注との事なので、何らかの手は打ちたい所です。

    ▪浅井製作所
    こちらはネジを作っている会社で基本は社長1人で全てを回しています。説明によると技術力には強みは特に無い状況で、ネットで小ロットで受ける受注販売をベースにビジネススキームを上手く回している点が現在上手く行っているポイントのようです。
    動画はネジ制作の初めの工程で圧造という工程で、これ以外も殆どが自動化されています。

    ▪本日のポイント
    両社ともに言える事として、製造業としての「ものづくり」という点ではある程度完成の域に達しており、そこに経営者は大きな課題を感じていない(もしくはあえてやっっている、割り切っている)事です。
    こんな時は、可能性を見つけて気づきを提供する動きが重要かなと思います。相手の想いを感じ取り、共感を得られるプランの構築に励みます_φ(・_・